【神葬祭】神式の葬式について・・・・
神主が行う葬式・・・・
さて、最近、神式においての葬儀、これを神葬祭と言いますが、神葬祭が多くなってきております。
かなり簡素で厳かに執り行われますのでぜひ御一考いただければと思います。我が国、古来の式典ゆえ歴史もあります。
しかし、世の中自体葬儀が増えてきていて、皆様戸惑われる方も多くそして宗教側も応対に四苦八苦してる状態です。
そもそも神式があることも知らない方も多く、事前に知っておけばよかったと言われることも多いです。
そこで一体神葬祭とはなんぞや、ということ料金の目安、どのように頼むのか、そのあたりをお伝えしていければと思います。
神葬祭ってなに
神式の葬式ですが神社では行いません。神社は穢れを持ち込んではいけませんので必ず式場で行います。(自宅で行う地域もある)
もともと神式の葬儀自体はありましたが、江戸時代は京都の吉田神社から許可証を得た神主の家系の長男にしか許されず世間一般は仏式で行いました。
これはお寺の檀家制度があったためです。
大正期から神前結婚式ができたように、神葬祭も一般の方が行うことができたのは明治以降から、ということになります。
玉串料はいくらかかるのか・・・
およそ30万円くらいが目安だと思います。神主の人数、によっても金額は変わってきます。
(地域によっては全然金額が違うかもしれません。)
神社では料金のことを初穂料、玉串料と言います。
どのように頼むのか
私の修行してた地域は神葬祭が多かったので葬儀スタッフが打ち合わせ時に仏式か神式か聞いてくるそうで、そこでお願いします。
檀家という制度がありませんので住んでいる氏神様が対象になりますが、神葬祭はマイナーなので神主でも行わない人もいます。
なので葬儀スタッフが斡旋してきた神主さんが葬儀を奉仕し、そこからおつきあいが始まります。
50日祭を始め納骨、1年祭、3年祭、5年祭・・・30年で神上がりとなります。
(地域差ありますが・・・)
ここが特徴ですが、神社は今年何年ですよーと言った強要することはしません。皆さんご自身でお参りされるなら年祭(法要)はやらなくても構いません。
もちろんやった方がいいには決まっていますが、それぞれ事情がありますので、飛ばしでも構いませんし、家庭の都合似合わせてください。
大事なのは亡くなった方をきちんと感謝を伝え、その祈りが循環し皆様ご家族の幸せに繋がることです。
私も長いこと神葬祭を行ってきましたがやはり家族が明るい、雰囲気がいい家族はすべからく真摯にお参りされております。
お金を使って派手にではなく、質素に長く続けていくことが大切です。
生前からお付き合いした方がいい・・・
私が修行してた頃、ある参拝者が神葬祭について尋ねられ、葬儀屋さんが連れてくるのではなく生前からしっかりとお付き合いして信頼できる方にお願いしたいとおっしゃいました。
至極当然で我々もなかなか対応できていない部分があります。そもそも葬儀自体増えてきたのが最近なので業界でもまとまっていないのです。
しかし、神社側も生前から信頼できる崇敬者がお願いしてくださるのはこの上ないやりがいに繋がりますので試行錯誤しております。
情報発信していく・・・
ここのブログで神葬祭についてもっと深く発信していきます。どうかこれを機に知識を深め興味があれば自身で神社へ行き、そのような話をしていただければと思います。
私の方でもお話しいただければ対応させていただきたいと思います。
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